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長崎県西海市にある生長の家総本山では、これまで取り上げた森林保全や太陽光発電のほか、環境保全のためにさまざまな取り組みを進めています。今回は生ゴミを利用した堆肥作りや表流水の利用について紹介します。

生ゴミを堆肥に

 総本山には、団体参拝練成会をはじめとする行事などで年間約1万1千人が訪れます。そのため多いときには一度に1千食を超える食事が提供され、発生する生ゴミは相当な量になります。しかし、生ゴミを堆肥化しているため、廃棄される生ゴミはゼロ。

 堆肥を作るのに使われるのはEM菌。これはEffective Microorganisms(有用微生物群)の頭文字で、自然界に存在するさまざまな発酵微生物を組み合わせたものです。これには土壌の微生物のバランスを整え、有機物の分解を促進する効果があるといわれています。

 作り方は、EM菌を糖蜜・米糠と混ぜて“ぼかし肥"を作り、それを専用のコンポストの中で生ゴミに混ぜて発酵させます。その後、2~3週間発酵させ、土となじませ堆肥にします。これを白菜や大根などに施肥したところ大変生育がよく、かつおいしい野菜が出来ました。

 このほかに、境内で刈り取った草や森林から出る枝葉も牛ふんと混ぜて堆肥化しています。捨てればゴミとして環境に負荷を与える生ゴミも、知恵と工夫と少しの手間で堆肥にすれば、貴重な資源に生まれ変わるのです。

環境にやさしい表流水の利用

 総本山には自治体が供給する水道が通っていません。周辺に大きな川がなく水源の確保が難しいためです。1978年の建設当時は、これが大きな問題となりました。その点について生長の家創始者・谷口雅春先生は地図を見て、「ここに井戸を掘りなさい」と指し示されました。するとそれらの井戸はことごとく水源にあたりました。以来、時には一日千人もの人々が使う水をまかなっているのです。

 しかし、地下水の過剰な利用は水資源の継続的な利用からみてよくありません。また、地下水を飲料水として利用するには塩素によって消毒する必要があり、菜園や花壇には適しません。そのため総本山では境内地を流れる小川の表流水を濾過し、農作物や花壇の水やりや洗車などに効果的に利用しています。

省エネとエコ製品の導入

 このほかに総本山が取り組んでいる環境活動はあらゆる分野に及んでいます。徹底した古紙のリサイクルや省エネ、ハイブリッドカーの導入など、出来ることはすべてやるのが総本山の取り組みなのです。環境保全の取り組みには終わりはありません。生長の家が認証取得した環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001では、「継続的改善」が求められています。総本山では常に次のステップをめざして環境保全活動を進めているのです。(平成19年4月9日記す)

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